こんにちは。大家ふーしゅです。
今回は「マル経融資」について、実際に面談を受けてきた体験談をお話ししようと思います。
マル経融資って、あまり聞きなじみがない方も多いかもしれませんが、正式には「小規模事業者経営改善資金」といって、日本政策金融公庫が提供する無担保・無保証人の融資制度なんです。商工会議所のサポートを受けながら申し込むスタイルで、個人事業主さんや小さな法人の方にぴったりの制度なんですよ。
でも、いざ「使ってみようかな」と思っても、「どこに連絡したらいいの?」「面談ってどんなこと聞かれるの?」って、不安になりますよね。私たちも最初はドキドキしながらメールを送ってみたところからスタートしました。
この記事では、問い合わせ〜面談、そしてその後の流れまでを、できるだけわかりやすくご紹介していきます。同じように融資を検討している方の参考になれば嬉しいです♪
まずは商工会議所に問い合わせてみた
「マル経融資、そろそろ使えるかも?」と思い、まずは地元の商工会議所のホームページをチェック。
融資の案内ページに担当部署のメールアドレスが載っていたので、さっそく連絡してみました。
実は、ちょうど1年前にも一度問い合わせたことがあったんです。でもそのときは、法人を立ち上げて間もない時期だったので「創業1年未満だと対象外なんです」と言われて断念…。
今回はようやく1年が経ったタイミングだったので、改めて連絡することにしました。
メールでは、
法人で大家業を営んでいること、マル経融資の資料を読んで興味を持ったこと
それから今の経営状況(保有物件の数や家賃収入が安定してきたことなど)
将来的なことを見据えて、手元資金をある程度確保しておきたいと思っていること
そのために資金調達について相談したい
という思いを伝えました。
すると、翌日にはすぐに担当者の方からお電話が!
とても親切な方で、マル経融資の流れや必要書類の説明をしてくださり、
「一度面談しましょうか」と面談日を調整していただきました。
面談前に準備した書類はこれ!
面談日が決まったら、次は資料の準備です。
事前に担当者さんから「これを持ってきてくださいね」とリストをもらったので、
それに沿ってひとつずつ揃えていきました。
用意したのは、こんな感じの書類たちです:
いざリスト化されると「意外と多いな…」と思いましたが、
普段の不動産管理でなんとなく揃っている書類ばかりだったので、
ひとつひとつ見直しながらコピーをとって準備しました。
ちなみに、見積書は「融資を何に使うのか」を説明するために必要なもの。
例えばリフォーム代、設備購入費など、具体的な使い道がわかるような資料が求められます。
この時点ではまだ本申込じゃないので、“きっちり完璧に”じゃなくても大丈夫とのこと。
「まずは相談ベースでお持ちいただければOKですよ〜」と、柔らかく対応してもらえたので、
構えすぎずに準備できました。
いざ面談!どんなことを聞かれるの?
いよいよ面談当日。
少し緊張しながら商工会議所へ向かいましたが、担当者の方はとってもやわらかい雰囲気の方で、すぐに安心できました。
まずは名刺交換をして、ざっくばらんに話し始める感じ。
形式ばった堅苦しい面談というよりは、「今どんな感じでやってるの?」「これからどうしていきたいの?」という、相談ベースの雰囲気でした。
実際に聞かれたことは、こんな感じです:
印象的だったのは、単に「貸せるか貸せないか」をジャッジする場じゃなくて、
「どうすれば希望額の融資が実現できそうか、一緒に考える場」だったこと。
「借入希望額を通すには、もう少し具体的な見積書があるといいかも」
「資金使途が明確なほうが、金融公庫も動きやすくなりますよ」
など、こちらの状況に合わせたアドバイスもたくさんいただけました。
終始、親身に話を聞いてくださり、資金面のことってつい不安になりがちですが、「ちゃんと相談にのってくれる人がいるんだな」と実感できた時間でした。
面談後は提出書類を揃えて次回へ
面談が終わったあと、担当者さんから「では次回までにこれを準備してみてくださいね」と、
必要書類のリストのメモを一緒に作成しました。
この段階でようやく「本格的な申し込みに向けての準備スタート」といった感じ。
面談ではざっくりと経営の流れや希望額などを共有したので、
次はそれを裏付ける資料をしっかり揃えていくフェーズに入ります。
担当者さんから案内された主な書類は、以下のような内容でした:
■ 融資の使い道がわかる見積書(複数でもOK)
■ 法人・個人の資産状況がわかる書類
■ ローンの返済予定表(必要に応じて)
とのことでした。
このように、必要書類は人によって多少異なるようですが、
「完璧に揃っていなくても、まずは持ってきてくれたら一緒に確認しますね」と、
担当者さんが柔軟に対応してくれたので安心できました。
大事なのは、「使い道が明確で、現在の状況がしっかり説明できること」。
きっちりしすぎなくても、ちゃんと“伝わる資料”を目指せばOKです◎
最後に次回面談の日程を決めて、この日は終了。
「よし、資料を整えて、次はもっと具体的な相談ができそう」と前向きな気持ちになれました。
現時点では、まだその2回目の面談を控えている段階ですが、
ここまでのやりとりを通して感じているのは、“厳しい審査”というより、親身な伴走型サポート”だということ。
「どうすれば希望額が通りやすくなるか」
「資料のどこを工夫すれば伝わりやすいか」
そんな視点で、一緒に進めてくださるのが心強いです。
次回の面談では、さらに一歩踏み込んだ話ができそうで、今から少し楽しみにしています😊
まとめ
「融資」と聞くと、どこか堅苦しくて、

ちゃんと数字で証明できないとダメなのかな…
断られたらどうしよう…
なんて、構えてしまいがちですよね。
私たちも最初は、正直ちょっと腰が重かったです。
でも、いざ動き出してみると、
商工会議所の担当者さんはとても親身で、
“審査する人”というよりは“味方になってくれる伴走者”のような存在でした。
一緒に状況を整理して、書類の整え方を考えて、
次のステップに向けて作戦を練っていく——
そんな風に、一歩ずつ進めていける感じが、すごくありがたかったです。
マル経融資は、無担保・無保証人という点でもハードルが低く、
小規模事業者や法人を始めたばかりの方にとって、とても心強い制度だと思います。
「融資って実際どんな風に進んでいくの?」と不安に思っている方に、
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
そして、私たちも次回の面談をしっかり準備して、
理想の形で前に進めるよう頑張りたいと思います!
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